和解のためのマイクロセービングで生活を立て直した女性①

 

ジュディス・ニランタラマさん51)は7人の子どもをもつ女性です。2002年に彼女の夫は亡くなり、彼女が一人で子どもたちを養うこととなりました。しかし貧困と飢えにより5人の子どもはルワンダ語の「マイボボ」、いわゆるストリートチルドレンにました。ジュディスもまた村の市場で物乞いをするようになりました。しかしながら201411月に彼女は村人たちから、村のマイクロセービンググループの一つ“TWITEZIMBERE”のメンバーに選んでもらいました。彼女はその後、グループの一員となって毎週の積立金を払うようになりました。それだけでなく彼女はグループの積立金からローンを組んで3000ルワンダフラン(約500円!)を借り、トマトや小魚を売る商売を始め、その後、バナナや他の野菜も売り始めました。彼女の商売は順調に進み、ストリートチルドレンになった5人の子どもたちも家に帰り、彼女は家族のために食べ物や服などを得られるようになりました。さらに彼女はウサギ、羊、ラジオを買うことができ、彼女と7人の子どもたちのための健康保険料も支払えるまでになりました。